放尿とおもちゃの扱い
放尿とおもちゃは、扱いが難しい。どちらも手軽に見えて、描き方を間違えると一気に下品になる。下品さそのものが目的なら構わないが、うちは恥の質を描きたいので、手順を決めている。
放尿は「量」より「制御」
放尿の絵で最初に決めるのは、本人がどこまで制御できているかだ。完全に漏らすのか、止めようとして失敗するのか。この差で、同じ液体でも意味が変わる。
止めようとする場面には、身体の緊張を描く。腿を閉じる、爪先を立てる、息を止める。次に、力が抜ける瞬間。この二段階があると、量が少なくても伝わる。
飛距離と角度は、体位で決まる。立位なら前に、うつ伏せなら下に、跨ぎなら後ろに落ちる。着衣のままなら、布の染みの広がりが主役になる。お漏らしという言葉は、この「間に合わなかった」状態を指す。
音は描かない。文字で補うか、表情で補う。効果音を大きく入れると、恥が笑いに変わる。
おもちゃは「振動」を描けない
静止画で振動は描けない。だから、振動していることが分かる周辺を描く。皮膚の細かな波、器具のぶれ、押し当てる指の力、閉じた目。
ローターは小さい。当てる位置が細かく変わるので、指の位置を毎ページ確認する。バイブは太く、挿入の有無で絵が変わる。挿入している場合、根元の処理を丁寧に。ここが雑だと、貼り付けたように見える。
おもちゃを使う場面は、焦らしと組むと強い。届く直前で止める、当てる場所を変える、手を離す。止める時間をページ数で確保する。焦らしは我慢の題材なので、我慢している顔が必要になる。
尿道という境界
尿道の描写は、当スタジオでは線を引いている。器具を入れる描写は扱わない。放尿の機能として触れるのは構わないが、そこを主題にすると、身体の作りそのものを壊す絵になる。この線引きは、依頼でも変えない。
場所も決める。トイレ、風呂、屋外、車内。場所によって、汚れの処理が変わる。処理まで描くと、恥の質が具体的になる。シーツを洗う、床を拭く、下着を替える。これらの動作は、題材の余韻になる。
焦らしと放尿を組む場合、順番は焦らしが先になる。我慢の限界で漏れる、という順序にすると、二つの題材が一つの場面に収まる。
当スタジオでは
3作品に放尿もおもちゃも入っていない。入れるなら、8場面のうち1場面を放尿、1場面をおもちゃに割く。両方を同じ場面で重ねると、どちらの題材か分からなくなる。
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